○出雲市上下水道局簡易型一般競争入札実施規程
(平成21年出雲市水道事業管理規程第3号) |
|
(目的)
第1条 この規程は、入札の透明性及び競争性を高めるため、出雲市上下水道局が行う簡易型一般競争入札の実施に関し、必要な事項を定めるものとする。
(対象工事)
第2条 簡易型一般競争入札の対象工事は、請負対象額が次に掲げるもののうち、上下水道事業管理者(以下「管理者」という。)が必要と認めるものとする。なお、土木一式工事又は建築一式工事として発注する解体工事については、第2号又は第3号に含まれるものとする。
(1) 水道施設工事 1,000万円以上3億円未満
(2) 土木一式工事 1,500万円以上3億円未満
(3) 建築一式工事 1,000万円以上5億円未満
(4) 電気工事及び管工事 1,000万円以上2億円未満
(5) 造園工事 1,000万円以上3億円未満
(6) とび・土工・コンクリート工事 1,000万円以上3億円未満
(7) 解体工事 1,000万円以上3億円未満
2 次の各号のいずれかに該当する場合は、前項の規定にかかわらず簡易型一般競争入札以外の契約方式によることができる。
(1) 災害復旧工事等緊急を要する工事
(2) 特殊な技術を要する工事
(3) 前2号に掲げる事項のほか、管理者が特別の理由があると認める工事
(入札の公告)
第3条 管理者は、簡易型一般競争入札を実施しようとするときは、出雲市上下水道局契約規程(平成17年出雲市水道事業管理規程第22号。以下「契約規程」という。)第3条に規定する事項のほか、次に掲げる事項を公告しなければならない。
(1) 出雲市上下水道局電子入札執行規程(平成21年出雲市水道事業管理規程第4号。以下「電子入札執行規程」という。)第3条に規定する電子入札方式である旨
(2) 入札書等の提出期限
(3) 入札回数
(4) 開札の日時及び場所
(5) 設計図書の入手及び閲覧方法
(6) 設計図書に対する質問の提出期限及び受付場所並びに回答の期限及び回答方法
(7) 電子入札規程による入札の条件に反した入札書を無効とする旨
(8) 落札者の決定方法
(9) 落札者及び競争参加資格がないと認められた者に対する通知方法
(10) 競争参加資格がないと認められたことに関する質問及び回答に関すること
(11) その他必要と認める事項
(競争参加資格)
第4条 入札参加者は、契約規程第3条第2項第4号の「入札に参加する者に必要な資格に関する事項」として次の条件をすべて満たす者でなければならない。
(1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であること。
(2) 当該工事について、出雲市上下水道局の契約に関する規程(平成31年出雲市上下水道局企業管理規程第8号)において準用する出雲市建設工事請負契約競争入札参加審査要綱(平成17年出雲市告示第153号。以下「審査要綱」という。)第4条の入札参加資格を有する者であること。
(3) 原則として、主たる営業所(建設業法(昭和24年法律第100号。以下「法」という。)第3条第1項の営業所のうち主たるものをいう。)を市内に有する者又は工種により本社から契約権限の委任を受けた技術者要件を満たす営業所を市内に有する者の参加を認めている場合はその要件を満たす者であること。ただし、管理者が特別な理由があると認めた場合は、この限りでない。
(4) 当該工事に配置を予定する監理技術者(法第26条第2項の監理技術者をいう。)又は主任技術者(法第26条第1項の主任技術者をいう。)が適正であること。
(5) 工事の施工実績その他工事ごとに定める施工能力を確保するために必要な条件を満たす者であること。ただし、管理者が特別な理由があると認めた場合は、この限りではない。
(6) 公告の日から競争参加資格確認の日までの間に、出雲市建設工事等入札参加者に対する指名停止等に係る措置要綱(平成17年出雲市告示第156号)第2条の規定による指名停止を受けていないこと。
(7) 入札に参加しようとする者の間に別に定める資本関係又は人的関係がないこと。
(8) その他、管理者が必要と認める事項
(質問等)
第5条 設計図書に対する質問は、原則として公告で示す質問の提出期限の日までに島根県電子調達共同利用システムにより行うものとする。
2 前項の質問に対する回答は、原則として質問書の提出期限の翌日から起算して2日(休日を含まない。)後までに、入札情報サービスへの掲載及び経営企画課での閲覧の方法により公開するものとする。
(競争参加資格確認書類の提出)
第6条 入札参加者は、別に定める競争参加資格確認書類及びその他公告において示す書類を、入札公告に示す期限までに提出しなければならない。
(入札の無効)
第7条 次の各号のいずれかに該当する入札があったときは、当該入札者の入札は無効とする。
(1) 参加する資格のない者がした入札
(2) 虚偽の申請を行った者がした入札
(3) 前条に規定する書類が提出されていない入札
(4) 明らかに不正によると認められる入札
(5) 系列関係にある2社以上の者が同一の入札に参加した場合、その当該2社以上の者がした入札
(6) その他入札に関する条件に違反してなされた入札
(入札の失格)
第8条 次の入札は、失格とする。
(1) 最低制限価格を下回る金額で応札をした者がした入札
(2) 出雲市上下水道局建設工事低入札価格調査制度実施要領(平成22年出雲市水道事業管理規程第6号。以下「低入札要領」という。)に基づく数値的判定基準に適合しない者がした入札
(3) 低入札要領に基づく低入札価格調査(以下「低入札価格調査」という。)において、事後の事情聴取及び資料提出等に協力しない者がした入札
(4) 低入札価格調査において、契約の内容に適合した履行がなされないと判断された者がした入札
(入札の執行)
第9条 入札は、電子入札執行規程に定めるところにより執行する。
2 前項の規定にかかわらず、電子調達システムの不具合等緊急やむを得ない場合にあっては、書面による入札とすることができる。
3 前2項の旨は、公告において明示するものとする。
(競争参加資格の審査及び落札者の決定)
第10条 入札執行者は、第12条に規定する簡易型競争参加資格審査会による競争参加資格の審査を経て、落札者の決定を行うものとする。
[第12条]
2 競争参加資格の審査は、予定価格以下の金額で応札した者を対象として、落札予定者から入札価格の低い順に実施し、競争参加資格を満たしている者1名が確認できるまで行うものとする。
3 落札者の決定は、原則として入札日の翌日から起算して3日(休日を含まない。)以内に行うものとする。
4 落札者を決定したときは、直ちに島根県電子調達共同利用システムにより通知し、第2項の審査において競争参加資格がないと認められた者に対しては、競争参加資格審査結果通知書により通知するものとする。
(競争参加資格がないと認められた者に対する理由の説明)
第11条 競争参加資格がないと認められた者は、原則として、前条第4項の通知をした日の翌日から起算して7日(休日を含まない。)以内に書面により、競争参加資格がないと認められた理由について説明を求めることができるものとする。
2 管理者は、前項の説明を求められたときは、原則として前項の書面を受け取った日から起算して7日(休日を含まない。)以内に、次条に規定する簡易型競争参加資格審査会の議を経て書面により回答するものとする。
(簡易型競争参加資格審査会)
第12条 競争参加資格の決定を行うため、簡易型競争参加資格審査会(以下「審査会」という。)を置く。
2 審査会は、委員長及び委員をもって構成する。
3 審査会の委員長は営業総務課長とし、委員は経営企画課長、水道施設課長、下水道管理課長及び下水道建設課長とする。
4 委員長が出張その他の理由により不在のときは、経営企画課長が委員長の職務を代行する。
5 審査会の運営は、次によるものとする。
(1) 審査会の会議は、委員長及び委員で行う。ただし、持ち回り審議で審議会の会議に代えることができる。
(2) 審査会の会議は、公開しない。
(3) 審査会の庶務は、経営企画課において行う。
(4) 審査会の委員及び審査会の庶務に従事する職員は、会議の内容を他に漏らしてはならない。
附 則
(施行期日)
1 この規程は、平成21年4月1日から施行する。
(出雲市水道事業事後審査型条件付一般競争入札(郵便方式)試行規程の廃止)
2 出雲市水道事業事後審査型条件付一般競争入札(郵便方式)試行規程(平成20年出雲市水道事業管理規程第3号)は、廃止する。
附 則(平成31年3月25日水道事業管理規程第43号)抄
|
(施行期日)
1 この規程は、平成31年4月1日から施行する。
附 則(令和3年4月1日上下水道局企業管理規程第5号)
|
この規程は、令和3年4月1日から施行する。