○宇都宮大学Read&Publish契約運用要項
| (附属図書館長裁定 令和7年2月17日) |
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(趣旨)
第1条 この要項は,附属図書館が学術出版社と取り交わした電子ジャーナルのRead&Publish契約における無償OA出版枠とAPC割引の運用にあたり必要な事項を定める。
(目的)
第2条 Read&Publish契約においては,電子ジャーナル講読に加え,一定数の無償OA出版枠と出版枠使用後のAPC(Article Processing Charge:論文公開費用)割引が宇都宮大学(以下「本学」とする。)に付与され,論文著者ではなく本学が学術出版社にAPCを支払うことになる。また,同契約は通常の購読契約より一定の割増料金を支払うことで契約を結ぶことができる。このため,契約の維持を目的とした一定の費用を論文著者が負担し,合わせて論文投稿費用負担の均等化を図るものとする。
(無償OA出版枠およびAPC割引)
第3条 無償OA出版枠及び出版枠終了後のAPC割引の適用を受ける場合については,論文著者が附属図書館に申請を行い,附属図書館長がこれを認めるものとする。
(利用できる論文著者)
第4条 無償OA出版枠及び出版枠終了後のAPC割引を利用できるのは、論文著者のうち本学に所属する責任著者(corresponding authors)である教職員及び学生とする。
(対象となる雑誌)
第5条 無償OA出版枠とAPC割引が適用される学術雑誌は,学術出版社と取り交わしたRead&Publish契約で定められたタイトルとする。
(対象となる文献)
第6条 無償OA出版枠とAPC割引が適用される文献の種類は,学術出版社と取り交わしたRead&Publish契約で定められた論文種別のものとする。
(論文著者負担)
第7条 論文著者が負担する費用については,学術出版社毎に定めたAPC割引適用指針及び無償OA出版枠・APC割引に関する利用要項により別に定めるものとする。
(事務)
第8条 Read&Publish契約,無償OA出版枠及びAPC割引の適用に係る事務は,社会共創・情報部学術情報課(附属図書館)において遂行する。
(雑則)
第9条 この規程に定めるもののほか,Read&Publish契約に関し必要な事項は,附属図書館運営委員会が別に定める。
附 則
この要項は,令和7年2月17日から施行する。