○宇都宮大学Read&Publish契約無償OA出版枠・APC割引利用要領
(附属図書館長裁定 令和7年2月17日)
(趣旨)
第1条 この要項は,宇都宮大学Read&Publish契約運用要項(以下「要項」という。)第7条の規定に基づき,Read&Publish契約の無償OA出版枠とAPC割引の適用における論文著者の費用負担に関し必要な事項を定めるものとする。
(費用の負担)
第2条 要項第3条に基づき附属図書館長が無償OA出版枠またはAPC割引の適用を認可し,OA論文が出版された際には,論文著者は一定の費用を宇都宮大学(以下「本学」とする。)に支払うものとする。
(負担する金額)
第3条 無償OA出版枠またはAPC割引を適用してOA論文を出版した論文著者は,本学が学術出版社に支払ったAPCの合計額を論文が掲載された雑誌のAPC定価で按分した金額を負担するものとする。ただし,按分後の額がAPC定価の25%を下回る場合には,APC定価の25%を負担するものとする。
2 前項の規定にかかわらず,契約期間終了が年度末となる契約の場合,論文著者はAPC定価の25%を負担するものとする。
(APC価格)
第4条 掲載誌のAPC定価は,論文掲載時に学術出版社が公表しているAPC価格表に基づくものとし,外貨建ての場合は契約期間終了の翌月(本学のAPC支払額が確定する月)の一日から十五日の平均為替レートを乗じて算出する。また,算出した額には消費税分を加えるものとする。
(負担方法)
第5条 附属図書館長は,本学のAPC支払額が確定した後,論文著者に負担する金額を請求するものとする。
2 前項の規定にかかわらず,第3条第2項に該当する場合,附属図書館長は対象となるOA論文が出版される都度,APC価格の25%を論文投稿者に請求するものとする。
(雑則)
第6条 この要項に定めるもののほか,Read&Publish契約に係わる無償OA出版枠とAPC割引に関する必要な事項は,附属図書館運営委員会が別に定める。
附 則
この要項は令和7年2月17日から施行する。