○出雲市高齢者福祉タクシー事業実施要綱
| (平成22年出雲市告示第340号) |
|
(目的)
第1条 この要綱は、外出に不便を感じている高齢者に対して、タクシーの利用料金の一部を助成することにより、高齢者の社会参加の促進を図り、もって高齢者の福祉の増進に資することを目的とする。
(実施主体)
第2条 出雲市高齢者福祉タクシー事業の実施主体は、出雲市とする。
(助成対象者)
第3条 助成の対象は、市内(高齢者等外出支援サービス事業及び出雲市斐川まめながタクシー外出支援事業の対象地域を除く。)に住所を有する在宅高齢者の世帯のうち、次に掲げる各号のすべてに該当する世帯とする。ただし、出雲市障がい者福祉タクシー事業実施要綱(平成17年出雲市告示第79号)の規定により助成を受けることができる者の世帯を除く。
(1) 70歳以上の者のみで構成される世帯
(2) 自家用車を所有しておらず、自宅から最寄の駅又はバス停留所まで500メートル以上距離が離れている世帯
(3) 住民税非課税世帯
2 島根県中山間地域活性化基本条例施行規則(平成11年島根県規則第22号)第2条に規定する区域に住所を有する在宅高齢者の世帯に係る前項第2号の規定の適用については、同号中「500メートル以上」とあるのは、「200メートル以上」とする。
(運行事業者の指定)
第4条 市長は、事業を実施するため、あらかじめ市内の道路運送法(昭和26年法律第183号)第3条第1号ハに定める一般乗用旅客自動車運送事業を行う者(以下「タクシー事業者」という。)を指定するものとする。
2 市長は、前項の規定により指定したタクシー事業者と高齢者福祉タクシーの運行に関する契約を締結するものとする。
(助成)
第5条 市長は、第3条に該当する者に出雲市高齢者福祉タクシー利用券(様式第1号。以下「利用券」という。)を交付することにより、タクシーの利用料金を助成する。
[第3条]
2 前項に定める利用券の交付枚数は、年間24枚とする。
3 利用券の交付は、年度当たり１回とし、過年度に利用券の交付を受けた助成対象者にあっては、当該交付を受けた日から１年経過した日の属する月の初日から行うものとする。
(助成金額)
第6条 利用料金の助成は、利用券1枚につき500円とする。
(申請)
第7条 第5条に規定する利用券の交付を受けようとする者又はその代理人(以下「申請者」という。)は、出雲市高齢者福祉タクシー利用券交付申請書(様式第2号)を、市長に提出しなければならない。
[第5条]
2 市長は、前項の規定により申請があったときは、その内容を審査し、適当であると認めたときは、申請者に対して利用券を交付するものとする。
3 市長は、高齢者福祉タクシー利用券交付台帳(様式第3号)を備え付け、交付の内容を明らかにしておかなければならない。
(使用方法)
第8条 利用券は、高齢者福祉タクシーの利用1回につき、運賃を上回らない範囲内で複数の使用ができるものとする。
(有効期限)
第9条 利用券の有効期限は、交付の日から1年経過した日の属する月の末日とする。
(譲渡禁止等)
第10条 利用券の交付を受けた者(以下「利用者」という。)は、利用券を他人に譲渡してはならない。
2 利用券は、再発行しない。
(利用券の返還)
第11条 利用券の交付を受けた世帯は、次に掲げる事由が生じたときは、直ちに利用券を市長に返還しなければならない。
(1) 第3条に規定する対象資格を失ったとき。
[第3条]
(2) 利用者が不正な行為をしたとき。
(その他)
第12条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
(施行期日)
1 この要綱は、平成22年10月1日から施行する。
(読替)
2 平成22年度に限り、第5条第2項中「24枚」とあるのは「12枚」と、同条第3項中「1年経過した日」とあるのは「6か月経過した日」と読み替えるものとする。
附 則(平成23年10月1日告示第417号)
|
|
この要綱は、平成23年10月1日から施行する。
附 則(平成24年2月28日告示第56号)
|
|
(施行期日)
1 この要綱は、平成24年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この要綱の施行の際、現に交付している利用券の有効期限は、改正後の第9条の規定にかかわらず、平成26年3月31日とする。
附 則(令和5年3月13日告示第58号)
|
|
この要綱は、令和5年4月1日から施行する。
様式第1号(第5条関係)
出雲市高齢者福祉タクシー利用券
出雲市高齢者福祉タクシー利用券
様式第2号(第7条関係)
出雲市高齢者福祉タクシー利用券交付申請書
出雲市高齢者福祉タクシー利用券交付申請書
様式第3号(第7条関係)
出雲市高齢者福祉タクシー利用券交付台帳
出雲市高齢者福祉タクシー利用券交付台帳